耕作放棄地(荒廃農地)の植生調査にいってきました。
調査メンバーは雑草インストラクターの有志にて。
調査ではどんな来歴でどのような場所に位置する放棄地が現在どんな植生になっているのかを調べます。
従って今そこにある植物だけでなく、土地所有者や近隣住民などその地に詳しい人への聞き取りも行い、以前は何が作られていたのか、周囲に何があったのか、現在どんな管理をしているのかも一緒にデータを集めます。
最終的には複数地点の調査結果をもって今後増えていくであろう放棄地、その放棄地をこんな方法で管理していると、また、放置しておくとこんな感じになります。
こうなるとこんな被害があります。
そうならないための適正な管理方法を考察することが最終目的となります。
よく勘違いされがちですが適正な管理方法というのは立地条件やその土地がどのように使われていたかで変わってくるのでこれをすればいいというものではありません。
様々な場面ごとに対策を考えていけるよう今回は複数個所で調査を実施しました。
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