3月も中旬に差し掛かり、比較的暖かい日が多くなってきました。
露地栽培だと夏野菜の定植は大体5月初旬程度から始まりますので苗の準備をしたり、畑の土づくりをしている人が増えてきています。
さてその土づくりですが、様々な資材を使いますが、栽培に必要な資源に乏しい日本では資材費が年々上昇しており農家さんの間でも今後どうなるかというのは非常に興味深い話題となっています。
そんな中、米ぬかが代替資材として注目され始めています。
米ぬかが化成肥料の代替資材に?!
米ぬかには様々な成分が含まれていますが、どれも植物にとって重要なものです。
そんな中興味深いレポートがあり、米ぬかを適正な条件で発酵させることで植物に吸収しやすい状態のリン酸に変化させることができるというのです。
その資材では過リン酸石灰と同等の肥効が得られると紹介されています。
米ぬか発酵肥料の作り方
このレポートで紹介されていた作り方は以下の通り
米ぬかともみ殻を現物重4:1で混合し、水分量を30%に調整、発酵。
途中切り返しを3回以上行うことで易溶性リン酸に変化していくと紹介されています。
米ぬか・もみ殻が手に入る人は作ってみてはいかがでしょうか。