米ぬかのチカラ

まだ畑作業ができない今の時期は土づくりや資材の仕込みなどをされている方が多くいらっしゃいます。

家庭菜園をしている人からプロ農家の方でも作っている人が多い「ぼかし肥」そのぼかしによく使われる米ぬかについて紹介します。

米ぬか


米ぬかとは

米ぬかは玄米を精米するときにでる粉で、玄米の表面にある糠層や胚芽が主成分です。

玄米を精米するときにほぼ1割程度がこの米ぬかになります。つまり10キロの玄米から1キロの米ぬかがとれる計算ですね。

抗酸化力をもつビタミンE類や、新陳代謝を活発にさせるビタミンB類が含まれていて体に良いということでよく取り上げられていますね。


米ぬかの成分

米ぬかの成分は日本食品標準成分表(2015年版)によると

農業に関係しそうなところでいうと米ぬか100gあたり

灰分(ミネラル分)7.9g、ナトリウム7mg、カリウム1.5g、カルシウム35mg、マグネシウム850mg、リン2g、鉄7.6mg、亜鉛5.9mg、銅0.48mg、マンガン15mg、ヨウ素3mg、モリブデン65mg

食品分析なのでN・P・K単体については触れられてませんでした。

例えばN(窒素)でいうとたんぱく質が成分表では13.4gとなっていて、これの算出方法が窒素量をベースに算定されているそうです。

当たり前ですが植物がベースなので植物の生長に必要な微量要素が含まれていますね。

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