一般に流通している紅茶に比べて和紅茶はパンチが弱い、特に香りや渋みの強さといった点では物足りなく感じる人も多いと思います。
元々の茶の木の品種、そして紅茶を製造する過程上、渋みが少なくなるのは仕方なく、それが個性でもあり和紅茶の良さでもありますが、うま味があり渋みが少ない点を利用して他の材料との組み合わせもいいなと思いましたので、先日いただいたゆげ製茶さんのハーブティーを思い出し、ハーブとの組み合わせを考えることにしました。
以前参加した農業塾の参加者の方で大規模に葉菜類を栽培している農家さんが最近ハーブも新規事業で栽培されるようになったと伺ったので訪ねてきました。
すると早速積み立てのフレッシュハーブを色々準備いただきました。
ハーブということでどれも本当に個性的というかびっくりするほど香りますね!!
初めてステビアを葉っぱごとかじってみたのですがかなり甘いのにびっくりしました。
ステビアの甘さは特に葉に集中しているとのことでそういった点もちょっと変わっていますね。
基本的に植物は種を残す為動物に運んでもらうことを目的に果実などを食べてもらうため種の周りに甘さを集中させる傾向にあります。
ステビアはそれを葉に集中させるというのも不思議です。
調べてみると同じ種の中でもこのように甘くなるのは1種のみのようですので何らかの変異でしょうか。
何にしても非常に興味深い植物です。