先日唐津に行った際にペットボトルのからつ茶が売ってあったので飲んでみました。
初めて知りましたが、唐津は佐賀で二番目の茶の産地。
2020年の農林業センサスでは36経営体があり、87haほど栽培面積があるようです。
佐賀の1位は嬉野、さすが名の知れた茶処ということで、259経営体、431haと断トツ多いです。
さて、このからつ茶ですが、結構おいしかったです。
というか、大体こういった地域の茶葉を使ったペットボトルはどれも美味しいですね。
全国どこでも同じ味で飲めるブランド飲料もそれはそれでありがたいものですが、せっかくであればその地域でこういった飲料があるのであれば積極的に飲みたいですね。
美味しいですし、何より味が異なるのでその地に行った!という感があります。
この飲料Aコープなどにいけば当然買えたと思いますが、コンビニなどは全く取り扱いがなく、今回購入したのは地域の駄菓子屋さんでした。
さてこのからつ茶ですが文化的にちょっと面白い面があります。
お茶というのは昔高級品でなかなか庶民が飲めるものではなかったのですが、このお茶が唐津に広まるきっかけになったのは焼き物です。
唐津には唐津焼というものがあり、豊臣秀吉が朝鮮出兵した際にはここ唐津には多くの武将たちの陣が作られかなり多くの人が住んでいたとされています。
この時に朝鮮半島から伝わったのが唐津焼で、これらが全国に広まり、町が潤い一般の方の間でもお茶の文化が広がったようです。