バインダーとは
バインダーとはその名の通り結束する機械ですが、結束もしてくれる刈取り機械です。
自脱型コンバインが普及してだいぶ見られなくなってきましたが、お米を作る農家の間では重宝される機械でした。
今でもコンバインが入らないような小さな田んぼなどで活躍しています。
コンバインが高性能大型化してきている中価格がかなり安価なためまだまだ使用している農家さんも多いですね。
(画像協力:菜園ナビ ゆらさん)
バインダーの誕生
田んぼに入り鎌で一つ一つ刈り取っていくお米の収穫作業は非常に重労働でした。
そこで明治時代、愛知県で刀鍛冶をしていた山下つね吉という方がエンジン式の稲刈り機を開発したところ、収穫作業が非常に楽になったということで稲作農家に広がっていったようです。
その後多くの改良がされてきていますが、その原理に大きな違いはないようです。
刀鍛冶、という職業に時代を感じますね。
当時廃刀令の影響も有り刀鍛冶の方々も刀だけではなく、その技術を使って様々なものを作っていたのでしょう。