沖縄でカカオを栽培し、チョコレートを作っている友人が訪ねてきました。
まず、沖縄でもカカオが育つのか?!というところにびっくりですが、やはり一筋縄にはいかない模様です。
カカオの原産はメソアメリカといわれる中央アメリカ北西部・メキシコあたり、年間通して一定の温度(27度程度)、そして降雨量も2,000mm程度必要とのこと(森永製菓株式会社HPより)。
気象庁のデータによると1981~2010年の平均で沖縄県の年間降雨量は2,040mm、平均気温は23.1度、気温は平均気温で下が17度、上が29度程度になっていました。
降雨量はクリアしてますが、気温が沖縄でも低いのですね。
特に冬季が低すぎるため加温が必要なようです。実際OKINAWA CACAOではハウスで栽培されています。
あまり日当たりが良すぎたり風あたりが強いのも問題なのでカカオプランテーションでは一定間隔ごとに日よけ風よけのための樹木が植わっており、その下でカカオを栽培されているとのこと。
カカオの育つ土にも環境にも、そして成果品のチョコレートにも興味があるので、次回沖縄に行くことがあれば是非現地を訪問して見学してきたいと思います。