いい土とざっくりいいますが、植物にとっていい土とは、根張りがよくて(物理性)、肥料をしっかり保持出来て(化学性)、いろんな種の微生物がいる→土壌由来の病気になりにくい(生物性)のこの三点がよい土をいい土ということにします。
千葉でみた黒ボクなんかはその代表のようなものでしょう。
黒くてふかふかしていて、雨が降ってもすぐに畑に入れるような土。
黒い色は腐植質由来と言われています。
沖縄の土はというと、どこの畑を見ても黒い色は見当たりませんでした。
これは腐植を土が保持する前に高温多湿な環境で微生物たちが活発に活動し、有機物を分解しきってしまうことに原因の一つがあります。
土づくりで大事な環境は実は日本では冬があること。
気温が低く微生物の活動が緩やかな時に腐植を土に定着させることが重要です。
沖縄にはそういう意味で冬がない、ではその環境を作ってあげればいい、ということが一つ鍵になります。
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