こちらでも度々日本は雑草管理に関して後進国であることを紹介してきました。
知らなかったでは済まされない雑草のハナシとして紹介させていただきます。
昨年2018年7月のことですがイギリスで起きた損害賠償事案です。
日本でいうJRのようなものでしょうか、イギリスのネットワークレールが管理する敷地にイタドリという雑草が繁茂し、それらが敷地内に侵入してきたとして一般の方がネットワークレールを訴えたのです。
結果、ネットワークレールは日本円にして200万円もの賠償金を支払っています。
イタドリ、Japanese knotweed、名前の通り日本でよくみられる雑草です。
このように海外では雑草は文明活動を脅かす要因の一つとして取り締まり罰則する規定が明記されている国がほとんどです。
輸出する際、GGAPのようなものだけを意識していて十分なのか?違いますね。
日本はもっと雑草について学ばないといけません。
日本にそのような雑草専門の機関はないのか?というとあります。
唯一といっていいでしょう。NPO法人緑地雑草科学研究所
問題意識を感じた方、こちらの会員になるなり、シンポジウム等に出席することで色々と学べるものがあるかと思います。
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