博多のお雑煮にはかつお菜が欠かせません。
ということでお正月に向けてかつお菜収穫は最盛期を迎えます。
先日かつお菜を栽培している農家さんを訪ねてきました。
畑にいって驚いたのが周囲に電柵がしてありました。
イノシシが出るとは聞いていましたがかつお菜も被害に遭うのか聞いたところ、自分はないがかつお菜畑もイノシシに荒らされた人がいると聞いたので念のためしているとのこと。
さて、このかつお菜ですが今はまだ需要が低いため価格が安く、年末になると一気に単価が上がるとのことで今は調整中とのこと。
できるだけ生育を抑えて12月後半にしっかり出すようにしたいところだそうですが、ここの所暖かく一気に太ってしまって今年は本当によくない、と言われていました。
葉は大きくなるから収穫しないといけないが、寒にあまり当たってないので葉の厚みも味もなかなかのってくれないとのこと。
気温が徐々に上がってきており、温暖化がこの数年は進んでいるので播種時期もなかなか難しいですね。
秋まきは遅いと収穫が1~2か月遅れることも間々ありますので見極めが重要になってきています。
Pingback: アブラナ科植物と昆虫の戦いと進化、コンパニオンプランツとしてのアブラナ科 – 株式会社ファームプロ
Pingback: 温暖化と農業 – 株式会社ファームプロ