ハラールフードのお店にいってきました

以前から興味はあったものの入れずにいたお店に友人といってきました。

モスクにいってきた

ハラールとはイスラーム法において合法なものの事で、非合法なもののことはハラームといいます。

具体的には神様と預言者ムハンマドがムスリムに対して許可したもので、食べ物や飲み物だけでなく日常生活のあらゆる場面にかかわります。

ハラールとハラームの間のグレーな部分もありますが、ハラールとハラームが混合している場合はハラームが勝ります。

基本的にはグレーな場合はその行動をとらないようにしているようですね。

さて、農業に関するというところでハラールフードについて。

ハラールでない食品とは

ハラールに屠殺されていない陸生動物

不浄なものを含んだもの

毒物、健康に明らかに害のあるもの、泥酔性のあるもの

不浄なものとは

・犬・豚またはそれに関わるもの

・人や動物の糞尿、血、膿、吐しゃ物、糞便

・死肉、ハラールな動物でもハラールに屠殺されていない動物

・アルコール飲料を含む食品、または飲料

とされています。

今回伺ったのは35年日本におられるムスリムの方が経営されているお店

ハラールフード店のカレー

味はかなり美味しかったです。

店主の方に話を伺うことができました。

弊社事務所の近くにはハラールが記載されているお店が多いのですが、実際にメニュー全てがハラールだというお店はたった2軒しかないとのこと。

経営者がムスリムであるかもわからないので厨房の器具が共用されていたりすると困るので私はいきませんが、行く人もいる。

その辺りは個人の判断ですから。といわれていました。

元々料理人ではなかったらしく、ムスリムである自分が食べるものを作っていたところそれを見たお客さんが美味しそう、というのでその人にもわけてあげた。

それを繰り返すうちにムスリムの人が遠方からも食べに来るようになった、いわばクチコミで広がったことからお店をすることになった。

と言われていました(笑)

日本に来た当初は食材を手に入れるのも非常に苦労したが、イオンさんがハラール食材を扱うようになってくれたのが大きな転換点で今ではかなり手に入りやすくなったとのこと。

イオンといえばアレルギー関係の食品も充実しているんですよね。

食の多用化に対応した品ぞろえというのは非常に大事でこういった点は流通機能は欠かせないですね。

中間流通の価値を考える

今回伺ったお店は「ハラールフードマルハバ」さんです。

ハラールフードマルハバさん

住所:福岡県福岡市東区筥松3丁目10−13

1 comment on “ハラールフードのお店にいってきました”

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