ゴルフ場と日本

日本は実は世界でも第三位のゴルフ場大国です。

何が第三位かというとコースの数です。その数なんと2300余りもあります。

先日飛行機に乗っていたときの機外カメラの様子がこちらです。

機外カメラからみた千葉県上空、多くのゴルフ場が見えます

あちこちにゴルフ場が見えます。

このゴルフ場ですが、農地への除草剤の流出による農産物への被害など実際に耳にしたことがあります。

しかし実際にその因果関係が明らかになった農産物被害については私は知りません。

このようなゴルフ場はあたかも環境を破壊しているといった言説や、高価だった会員権の金融資産のイメージがついてまわり社会的にマイナスのイメージが多いように感じます。

このようなイメージを持つ人が多いように感じるゴルフ場ですが、少し離れてゴルフ場を緑地として考察してみると平均的に芝が4割程度、林地が6割程度を占めます。

芝生は景観的にも美しいですが、何よりその価値は雨をその場から流さず貯めおき、徐々に地下水や河川に流す調節機能、そして二酸化炭素を土壌に貯めておく機能があります。

放置されている山林や放棄地と異なり人の手が入ることでその緑地の価値は保たれます。

そういったゴルフ場のもつ緑地としての価値についても科学的に紹介する書籍が近日中に販売されるとのことで今から楽しみです。