紅茶と事件

とある漫画では歴史を動かした飲み物は酒よりも紅茶が多い、なんて紹介がなされていますが、確かに高校の世界史の授業でもならう有名な事件がありますね。

その名もボストン茶会事件。

事件が起きたのは1773年。

イギリスは当初アメリカを政治的には自治を認めて放任する寛大な方針をとっていました。

しかしヨーロッパでの7年戦争が終わると戦費で財政難に陥ったイギリスは植民地への課税を強化。

印紙法(1765年)を制定、これは本国であるイギリスよりも税率が低いものでしたが長らく放任してきたのに課税をされたことに反発した北アメリカの不満は募り、この事態を治める為印紙法を廃止しましたが、その代わりに茶法(1773年)を制定。

お茶には税金をかけると通告したのです。

当時北アメリカでは紅茶が大流行していたのですが、この紅茶はイギリス東インド会社からしかアメリカは購入することができなかった上、それに税をかけるというのです。

※密輸品の紅茶は各国から入っていたようですが

そんな中事件が起こります。

イギリスからのお茶を載せた船がボストン港に到着、しかしアメリカはこの荷揚げを拒否し、船の責任者は事態が落ち着くまで港に停泊することになります。

1773年12月16日、停泊中の船を革命派グループが襲撃、積んであった342箱の茶を湾に捨てたのです。

この事件、死者も出ていない冗談のような事件ですが、これに激怒したイギリス側はボストン港を閉鎖。

マサチューセッツ植民地の自治権も奪い、反発したアメリカが独立戦争への発端となった事件です。

いわば、アメリカの独立は紅茶が原因とも言えますね。

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