沿道雑草とゴミと税金

仕事で関西に行った際気になるのが雑草の勢い。

高速道路、鉄道、河川周辺の空き地(元緑地だった?)に繁茂する雑草たち。

表法面はきれいだが裏法面に雑草が繁茂している

この山のようになっている雑草地帯はこちら・・

中がどうなっているか全くわからない雑草地帯

ここは比較的山間地から遠いので大丈夫だとは思いますが、山が近いとこの中にはイノシシなど獣が潜む絶好の場所になります。

獣の移動範囲がこういった拠点を通して広がり獣害がひどくなっていくのは目に見えています。

市街地であればよいかというとそんなことは全くなく、雑草が繁茂しているとなぜかゴミ捨て場だと感じる人が多いからかゴミを捨てる輩が必ず出てきます。

道路緑化帯って何?その機能は?!

同行者と話していたのですが、関西は道路沿いもゴミが捨てられているところが多い気がすると話題にあがりました。

空き地や緑地が放置され雑草が繁茂している場所が多く、そういったところにはゴミを捨ててもよいと感じる人が一定数いることからあちこちでゴミを見かけるのでは?と感じた次第です。

こういった場所の管理は雑草を刈ったところでお金が生まれるわけでもないため民間事業者が自ら率先して刈り取ることはまずありえません。

(草刈り機メーカーで働いていたときは草を刈ってもよい試験地を探すのが大変でしたが・・・)

必然税金を使って自治体が事業者に依頼して定期的に刈り取りなどメンテナンスをすることになるわけですが、雑草が繁茂→ゴミが捨てられる→生活環境の悪化→治安が悪くなる、という悪循環の発端になってしまうため、こういったところはしっかり管理してもらうためにも税金って大事だなと感じた次第です。

沖縄県で始まった新しい沿道緑地管理