昨年も登壇させていただきました、CLOUDILのセミナーにて九州農業ドリプラの紹介をさせていただきました。
CLOUDIL、正式名称は一般社団法人クラウド活用・地域ICT投資促進協議会といいます。
地域の小中規模事業者におけるクラウドサービス等のICT利活用を促進・加速させ、それらの事業者の生産性・収益性の向上を通じて地方創生に資することを目的に2015年12月に立ち上げられています。
人口の集中により地方と都市の問題は特に農業で強く感じるところでありますが、もちろん農業以外も問題になっています。
都市部は基本的にサービス業が中心であり、いわゆる産業の基盤たる生産活動は農業に限らず他の分野でも都市部で行われているものは少ないです。
地方に人が少なくなるということは働き手が少なくなりひいては産業衰退のきっかけとなります。
それを解決するための一つの手段として遠隔でも情報の共有ができるというICTに着目し、総務省が中心となり立ち上げられたのでしょう。>間違いがあったらすみません
その地に行かなければわからなかったものを都市部の人に共有し魅力を感じてもらい実際現地にきてもらう。
人口の減少は避けようのない現実で、絶対数が減る中地方の人口減少もまた止めることはできません。
しかし実際にそこに住んでなくてもできることはあります。
そのできることを感じてもらうため(できれば移住でしょうが)ICTを用いて情報発信していくことは重要かなと思います。
移住にしても情報が不自由なく行き来できれば今ではリモートで仕事できる分野も増えてきています。
そこで実際に面白い話を伺ったのですが、とある企業が地方と都市部事業所が二か所あり、社員調査を行ったところ30代以下は都市部で仕事をしている方がパフォーマンスがよく、40代超えると地方の方がパフォーマンスが上がる傾向にあったそうです。
もちろん個人差はあるでしょうが、若く色々吸収できる年代では刺激が多いところにいたほうがより能力が発揮できるのでしょう。
かわって40代、仕事も慣れてくると地方の静かなところの方が捗るようです。
こういった事例ももっと集められるとより効果的に「地方創生」が進むかもしれませんね。
長くなりましたので、セミナーの内容は次回更新します。
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