昨日は所要で日田方面に車で移動していた際に植木苗木発祥の地の碑という文字を目にし、寄り道をしました。
場所は田主丸。確かにこの辺りは筑後川の流域にあり、度々氾濫する河川が豊富な栄養を運んできており気候的にも農業に適しています。
碑の前はこんな感じ(諏訪神社)
300年ほどの歴史があり、昔は蝋(ロウ)の原料にもなる櫨(ハゼ)を藩をあげて植えたのが元のようですが、その後時代と共に蝋がとれる櫨よりも山林苗、ツツジなどがメインに。さらには果樹ブームとなり柑橘類の需要が高まり、扇状地で水はけよいこの地では柑橘類の苗木生産、実に全国シェア90%に占めるのだとか。
柑橘苗木かな?
昔は電気がなく蝋の原料となる櫨その後建材や庭木などの需要で山林、生活が豊かになると米麦大豆野菜以外に需要の出てきた果樹と時代を感じる植木の歴史でした。
植木の産地としてはしっておりましたが、まさか柑橘類の苗木生産90%とは知りませんでした。