暖かくなると出てくるアオムシをはじめとした野菜を食害する昆虫たち。
野菜を育てる人達にとって昔から大敵であった彼らには現代の科学の英知農薬の他にも様々な「民間療法」が存在します。
それらを検証する面白い比較試験をされている方がいたのでご本人から許可を得て掲載いたします。
こういった面白い情報は菜園ナビさんが豊富にあるので時間がある時にサイトを見てみるのもいいですね。
アオムシ対策の比較
今回検証をされていたのは菜園ナビのユーザーのbeagleさん。
民間療法的な忌避剤として「唐辛子液」「ストチュー」を、薬剤は「クロチアニジン系(住友化学)」「BT液(住友化学)」を選んで比較されています。
このまま一晩放置したところ・・・・
対象区は元より民間療法は全滅、薬剤はやはり効き目が明らかになりました。
アオムシ対策は民間療法でダメなのか?
この結果を見るとやはり薬剤は非常に効果的です。
それでは唐辛子液やストチューがダメなのか?というと状況による(それはそうだ)と思います。
beagleさんは畑でも同様の結果になったと言われていることから、やはりアオムシの食害が出始めたところで即座にその被害を止めたいのであれば化学薬剤一択かなと私も考えます。
唐辛子液やストチューについてはある程度大きな虫たちには効果が薄い(ほぼない)かもしれませんが、卵からかえったばかりの小さなころであれば効果があるかもしれませんし、忌避効果はあるかもしれません。
そういった意味ではもうそろそろ出そう・・・という頃から使用していれば対処ではなく予防はできるかもしれませんね。
しかし一番大事なのは虫たちに負けない強い野菜になるように栽培すること、そのための土作りかなと考えます。