じゃがいもは家庭菜園でも人気の品目。
畑で栽培している人は、植え付けが春一番にできるという点もあり育てたことがある人も多いでしょう。
スーパーなどで見ない品種も種イモは比較的どこのホームセンターでも手に入りやすいので写真のように色とりどりのジャガイモを育てることも可能です。
比較的育てやすいじゃがいもですが、そうか病という細菌由来の病気にかかることがよくあります。
そうか病にかかると上の写真のようにでこぼこざらざらしたような表面になってしまいます。
国内最大の家庭菜園のSNSサイト「菜園ナビ」でも毎年収穫時期になるとこれは大丈夫ですか?という投稿を目にしますが、食べる分は大丈夫です。
表面を厚く皮むきする必要はありますが味食感共にほぼかわりないため食べれるのですが、知らずに捨ててしまっている人もいるかもしれませんね。
そうか病の発生原因と対策
じゃがいものそうか病の原因菌はストレプトミセスという放線菌が原因とされています。
アルカリ土壌でかかりやすく、高温で乾燥した環境を好みますが、水はけの悪い土でも発生します。
これは水はけが悪いと土壌の居心地が悪くじゃがいもに寄生し自身を守ろうとするからのようです。
pHが7以上、中性土壌以上(土づくりで野菜作は6.5程度が良いとされることが多い)でほぼ発生する為、じゃがいもを植える際は土づくりでよくされている苦土石灰をまく作業は土壌酸度に注意してされた方がいいでしょう。
検査されたタネイモを購入し植え付けることはもちろんですが、じゃがいもを連作しても発生しやすくなりますので注意しましょう。
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