前回に引き続き展示会で感じたことです。
回っているときに声をかけられたので振り返るとそこにはアスパラ農家で今最も注目されているといってもいいでしょう。
A-nokerの安東さんが。
めっちゃ美味しい森のアスパラ。今年は夜温が低く収穫量が少ないため受注量に対して追いついてないのだとか。
その分ものすごく美味しいということですよ。
その安東さんは出展企業のinahoさんと一緒に収穫ロボットの開発をされています。
ブースには実際に安東さんの圃場でも入っているロボットが。
安東さんはこのinahoさんのブースで話をされるとのことで、伺ってきました。
ロボットの話をされるのかなぁと思いきや、もちろんロボットの話もありましたが、A-nokerさんの狙いの話の方がアツかったかなぁと感じました。
ブースでの話、通常はその会社のサービスの話をされるものだと思いますがあえて協力農家の話をしてもらう。
これはinahoさんの器の大きさも感じましたが、同時に狙いもすごいなぁと感じました。
聞きに来ている方を巻き込み一緒に開発パートナーとなってくれる農家を探すのであれば、実際に農家の話をメインに持ってくるのも非常に有効かなと。
以前弊社も関係していたスマート農業マッチングイベントではinahoさんだけがきっちり3分という持ち時間を守り、しかも伝えたいことを伝えることができていた。
生産者受けも非常によかったのを記憶しています。
技術ももちろん大事ですが、こういう露出の上手さもないとせっかくのサービスも7割・8割しか評価されなかったら悲しいですものね。
いろいろ考えさせられました。