先日糸島で野菜を多品目栽培されているおき農園さん
以前から交流はありましたが圃場には初めて伺いました。
海の本当にすぐ近く、土も色々あって客土され真砂土が入ったところのようです。
新規だからなかなかいい土地はなくて、と苦労されながら栽培されています。
毎年土壌診断に出し、自分なりに考えながら土を作り、野菜を作るようになってここ数年やっとそこそことれるようになったのだとか。
地域的にタバコ栽培が中心で、たい肥を入れたり緑肥を育てるということがなされてない地域だったため野菜栽培でたい肥をいれたり緑肥を育てたりすると変わった目でみられることもしばしばあったのだとか。
野菜を見て病気になりそうだったら薬もまくし、色が薄ければ化成肥料もあげる、いわゆる慣行栽培です。
野菜は近隣の飲食店さんにだしているのがほとんどで宅配も少し。
しかし個人宅配はどうしても有機や無農薬といったものばかりで慣行栽培のおき農園さんの野菜は苦戦しているとのこと。
栽培方法の違いでどちらかというと病気や虫のついてない野菜で安心して食べられるのにイメージとは難しいですね。
最近クラウドファンディングで資金を調達したおき農園さんは今直売所のオープン目指して頑張っているそうです。
今後が楽しみな若手農家さんです。