3月10日の日本農業新聞に日本の種子が危うくなるということで種子法廃止について書いてありました。
大雑把に言うと種子法を廃止することで今まで公的機関が担ってきた米麦大豆などの主要農作物の品種開発を民間企業に担ってもらうというものです。
これだけ見ると何の問題もなさそうですが、紙面で指摘されているのは世界的にみるとモンサント社の除草剤耐性大豆1品種だけで約8割も占めているのだとか。
少数の品種がその品目を占めると懸念されるのが環境要因による飢饉の発生や食の多様化の喪失などが紙面でもあげられています。
実際に韓国では多国籍企業による種子企業の買収が進んでいて在来品種が失われていくという影響がでているとのこと。
かなりざっくり書くとこんな感じです。
私自身ちょっと種子法に関する知識が乏しいので今後勉強する必要がありますが、種子法廃止によって民間が入ってくるのは必ずしも悪いことではないのではないかな?というのが今の私の考えです。
実際に野菜などは様々な品種がありますし、民間企業は自社の色を出していく必要があるので色々なカラーの品種が誕生するのではないでしょうか?
単品種が優先することは生物的によくなくて、記事の中で指摘があるように環境変動により全滅する恐れがあり、その際に飢饉が発生することも容易に予測が付きます。
しかしそんな素人が予想できるようなことを大企業がリスクとして考えられないのか?対策はあるんじゃないのか?というのが正直な私の考えです。
まとまらないまま書いてしまいましたが、ちょっとずつ今後調べて補足していこうかなと思っています。