沖縄の沿道雑草の調査で各地を回っていた時に立ち寄った浜比嘉島。
浜比嘉島では昔ながらの方法で塩が作られていると聞いて立ち寄ってみた。
海水から作るというだけあって人があまり入らない岬で作るからでしょう、未舗装路のあまり人通りのないような道を行きます。
道を抜けるとゲートがあり、そのゲートを通れば塩工房です。
昔ながらの流下式塩田で作られた100%海水塩。
海水は塩工房に隣接してある海岸から満潮時に取水、タンクに貯めて置きそれをこの流下式塩田に流していきます。
竹の枝から降りる際に水分が蒸発し濃縮されていきます。
下までおちたら横の流下盤を通ってまたタンクに戻り循環を繰り返すことで濃縮していきます。
この間に雨が降ると一度捨てて最初からやり直すそうです!!
季節や湿度によって何度循環させるかはかわるようで、濃縮された海水を工房内の平釜で焚き上げて塩の完成です。
なかなかユーモラスな職人さんのオヤジギャグ?を聞きながら楽しく見学ができますし、塩づくり体験も可能とのことです。
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