ビワをいただきました。
実は祖父母の家がビワ農家だったということもあって子供の頃はそれこそ飽きるほど(実際には飽きる前にお腹いっぱいになりましたが)食べていました。
それこそ一日に50個近く食べたこともあったのではないでしょうか・・・
物心つくころには毎年ビワをたくさん食べていたのでかなり身近なフルーツだったのですが、今考えてみると贅沢な環境です。
ビワは追熟しないことや傷むのが早いことから産地の近くでは割とポピュラーな果物ですが、産地から遠いところでは食べたことがないという人も少なくありませんね。
先日出張でいった山形の方では食べたことないという人が多かったです。
このビワですが、表面の産毛がとれてツルっとしてしまうと商品価値が落ちること、また傷みやすいということや虫が入るのを予防するなどの目的で摘果するときに袋掛けをします。
子供の頃はこの袋掛けと収穫作業が人手がいるのでよく手伝いにいっていました。
追熟しないので山でとれたビワをその場で食べるのが一番おいしいのです。
さて、このビワ、子供のころから近くにあったせいで勝手に日本原産と思っていましたが原産地は中国と考えられていて、二本には古代に持ち込まれたと考えられています。
温暖な地域で育つので関東地方以西で栽培、ないし野生化したビワの木が見られます。