土づくりを考えるうえでその土地の土が何からできているかを考えると、沖縄南部の土を知るに琉球石灰岩は欠かせない。
そこで聖地と名高く、人の手がほとんど入っていないという斎場御嶽(せーふぁうたき)にいってきました。
駐車場が少し離れていて、うっかり通り過ぎてしまいましたが、Uターンをしたところがなかなかいいポイントで新しい発見もあったのですがそれについてはまたの機会に紹介します。
さて、この斎場御嶽(せーふぁうたき)、琉球王国最高の聖地ということで人の手が入らずそのままの自然・・・と紹介されていたので期待していきましたが、今はやりの?映えるということで多くの人が入っているせいか整備感が結構ありました。
通路に敷かれているのは琉球石灰岩でしょう。
石灰は風化されやすいということであちこちに穴があり、ちょっと歩きにくい感じがしました。
この通路はどれほど前から使われているものかわかりませんが、比較的入手しやすい石灰岩で通路を作ったのでしょうね。
斎場御嶽は聖地ということで、写真が特別禁じられているわけではない(お祈りをささげている人を撮影したり、聖なる場所と言われているところを背景に人物写真を撮るのはやめてくださいと注意書きはありました)ですが、あまりパシャパシャ写真を撮るのははばかられましたのでこの二枚で。
しかし、これはどうやってこんな形になったのだろう?とか、亜熱帯独特の樹木の気根が岩に張り巡らされている光景などは一見の価値ありでした。