農業機械を取り巻く環境

稲刈りもあちこちで始まっておりコンバイン等が動いている風景を良く見るようになってきました。

稲刈り
さて、写真は左のコンバインが刈り取っていき、刈り取られたお米はコンバインのグレーンタンクに入り、いっぱいになったところで右のトラックの中に移されます。
農業機械を取り巻く環境について今日はご紹介。
戦後コンバインが発明され、それまでは刈り取りと脱穀を別の機械でしないといけなかったものが一台で済むようになりました。
さらに写真のように圃場が整備されることで横にトラックをつけたり、車の走破性の向上で田んぼや畑の中に軽トラが入れるようになりました。
それは同時に運搬車の活躍の場が狭められたことを意味します。
田んぼでも昔は運搬車が出入りしていたのでかなりの数の運搬車が販売されていましたが今では全盛期の半分も売れていないのではないでしょうか。
運搬車に限らず農業機械が大型になるにつれ高価になり、機械の共同所有や農地の集約化が進み農業機械の業界も時代の流れに合わせて変化が求められています。