緑地雑草科学研究所総会

昨日は緑地雑草科学研究所の総会に出席してきました。

緑地雑草科学研究所総会

雑草についての専門家が集う集まりで主に関西地域で総会、シンポジウムが行われています。

参加者は様々、雑草、気象、昆虫、農学の先生、研究機関の方、防草シートメーカー、農薬メーカー、草刈り機メーカー、販売店、施工会社、造園業者、樹木医に農家。。雑草に関係している様々な人が参加している非常に面白い会です。

昨日は総会後に『都市河川における望ましい植生とは』というタイトルで講演も行われました。

心に残った言葉として『生態学的に見て正しい自然の姿など存在しない』、つまり画一的なやり方で御す方法はなく、その場その場で目的に応じて環境に手を入れていくべきという話でした。

何のことかいうと、堤防を守るために植栽して画一的に草刈り機で刈り取る方法が全国で行われているがそれでは問題が出てくる。

その土地その土地に合わせた方法を模索すべき、そうすることが最終的にコストもかからないはず、ということでした。

シンポジウムは年に2回あり、あちこちで行われておりますので興味ある方は是非足を運ばれてください。