佐賀農業経営塾にきてくれていた服巻さんの圃場にお邪魔しに行ってきました。
なんと標高650m、まだまだ肌寒い感じで夏でも冬布団がいるといわれていた服巻さん。
だからこそ夏でもホウレンソウが出荷できます。
聞いていて驚いたのが農協さんからのホウレンソウの品種指定がないということ。
各農家さんそれぞれ自分が作りたいものを作っているのだとか。だけどいれる袋は全て同じ袋。
消費者は同じ時期に購入したホウレンソウでも品種が違うということもざらにあるようで、手に取った人も混乱するでしょうね。。。
さて圃場の様子です。このハウスは翌日から収穫が入ると言われていました。
雪もかなりふるこの地域は大体30㎝くらいは例年積もるとか。なのでハウスとハウスの間に雪がおちるスペースがありました。
今年は1月末に降った雪が60㎝くらい積もったとか・・・
ちょうど隣のハウスではだんなさんがトラクタで耕うんしていました。
狭いハウス内でトラクタを器用に使われていました。
さて、服巻さんが収穫の仕方を披露してくれました。
土の中に鎌を入れて根を切り収穫していきます。
一株きったら柳葉と初生葉を切りかごにいれます。
柳葉は発芽後最初に出てくる細い葉で、初生葉はその後出てくる葉、初生葉の次に可食部でよく見るあのホウレンソウの葉が出てきます。
赤い矢印のところが初生葉、よく見ると葉が違います。
初生葉は指でつまむと簡単に割れますが本葉はしなって割れません。
年に5~6作ということで土壌消毒の話などを伺い後にしました。