神社と土壌の関係を岩石から考える

出雲大社の近くにはイネと密接な関係にある鉄が豊富に含まれる土壌がありました。

神社と土壌の関係をしめ縄から考える

稲佐の浜の砂、砂鉄が多く見て取れます

この辺りは土壌を育んでくれる緑色岩が豊富に分布していました。

猪目洞窟に行ってきた

神社といえば、一度は行ってみたいと思っていた伊勢神宮はどうだろう?と思ったところやはり伊勢神宮にも緑色岩が多く分布していました。

外宮にある亀石

外宮にある亀石も緑色岩

それではこの一帯の土壌はどんなであろう?と考え土壌図を調べてみると黒ボク土が広く分布していて土もなかなかよさそうです。

川上にこのような緑色岩が分布しているとその川から水をひく田んぼなどはミネラルの影響を受けて昔からイネの育ちもよかったのではないかと思います。

緑の石

沖縄の土づくりで昔からこの地域ではコメが多く取れるから外部の人に対して開けていておおらかなんだよ。という話からいろいろ調べてみましたが、土壌、もっというとその土壌を作るベースとなる母岩がその地域の風土と密接に関係しているのは間違いなさそうです。

岩が作るその土地の風土