オレンジペコって紅茶を飲む方ならよく耳にすると思います。
オレンジペコ、といいますが、オレンジの香りはしません。
オレンジペコとは紅茶の等級区分のひとつです。
なぜこの等級があるのか?ということですが、出来上がった茶葉は大きさや形状がバラバラです。
大きさも2センチ程度のものがあれば数ミリと製造工程で砕けてしまったものまで混ざっています。
サイズや形状が違う茶葉で紅茶をいれると当然抽出時間は細かいものは早くなりますし、茶葉によっては渋みなど雑味が出る原因にもなります。
そこで茶葉をふるいにかけ同じ形状のものごとにわけることで形が揃い、抽出時間もそろいます。
等級といいますが、実は品質とはあまり関係がありません。
国際的に統一された規格は存在していないので、この等級はそれぞれの工場や産地で独自につけている為品質というよりはどんな茶葉の形状をしているのかを判断する目安に使うといいですね。
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