褐斑病
(画像協力:菜園ナビ makokenpapaさん)
褐斑病(かっぱんびょう)は、葉に斑点ができる病気で様々な植物の葉に発生します。
褐斑病の症状
葉の表面に淡い斑点ができ、徐々に広がっていき、進行すると褐色ないし黒褐色になります。
病原菌は糸状菌、植物によってその種類はことなりますが症状はほぼ同じです。
カビの仲間であることから湿気の多い時期に発生する傾向にあります。
褐斑病の対策
症状のでた葉はかきとり畑の外に持ちだしましょう。
変色している葉の部分から健全な葉に病原菌が移りますので、発見時に下に落ちている葉も除去した方が無難です。
湿気が高いと発症しやすいため葉かきをするなどして風通しをよくし、対応した殺菌剤を散布することをおすすめします。
一度発症した畑で作る場合は土壌消毒や連作を避けると再発リスクは低減します。
似た症状にべと病、炭疽病があります。
判別がつきにくい場合は両方の病害に効果のある薬剤を散布することをお勧めします。