紫キャベツの紫はなんで緑じゃなくて紫なの?という子供からの質問で紫について考えることにした。
ナスの葉の色などは寒いと紫色がかる。
思えば紫になる野菜の多くは寒気にあたらないと変色しない。紫の小松菜や白菜なども同様で暖かい時期に育てると緑のまま育つ。
寒くなると紫になるが、紫はアントシアニンの色による。
植物はアントシアニンを葉の中に生成することで凍ることを避けているのだ。
これは塩を水に入れることで0度で凍らず、より低い温度で凍るのと一緒だと子供に伝えたが、よくよく調べるとポリフェノールには氷核形成阻害という効果があるようでそもそもそれ自体が凍結を防ぐ効果があるようだ。
植物は動けないからこそ持っている機能性が深い・・・
クズに打ち勝つ雑草とか
グリーンモンスターと言われるクズに打ち勝つ、その名はカナムグラ
種子を遠くに飛ばすための形に進化させたカエデとか
周りを傷つけながら生長するグミとか
いずれも興味深い。
