雑草管理と近所づきあい

先日中山間地で見かけたこちらの風景。

切れていますが手前はずっときれいに管理されているが奥一枚だけ雑草が繁茂している

地域の人に話を聞くとご近所トラブルが原因でこうなっているのだとか。

この地区は地域全体で草刈りにも取り組んでおられていて放棄地もその畦畔も定期的に草刈りを実施ている地域で写真のような場所はあまりありません。

年一回刈取りの放棄地

それがなぜこうなったかというと、元々は隣接地の管理をしている人が畔でカボチャを栽培していてその蔓を対岸にも伸ばしたことがきっかけのようでそれからこのように一部だけ荒れてしまっているようです。

雑草からすれば人が決めた境界などは関係なく越境して広がっていきます。

年に数回刈っている他の地域と奥の放置されているところでは生えている雑草の種類が違ってきます。

年に2~3回定期的に刈り取っていれば大型雑草の侵入も防げますが放置すれば植生が変わり大型雑草も入るようになります。

そこでは大量に種子が作られ、中央は水路になっていますが水路を通して、そして風で飛散する種子の場合は近くに種子を飛ばし広がってしまいます。

雑草管理は一軒だけで行うのではなく地域全体で行うことで功を奏してきますのでこういった場所があるとなかなか解決するのは難しいですね。