獣害対策でのネットの使い方

年々深刻になっている鳥獣害。

離農のきっかけにもなるイノシシの害

根本的な解決はその数を減らすこと。

数を減らすにはもちろん罠による捕獲、狩猟もありますが、それでは根本的な解決にはならずせいぜい横ばいです。

環境を変えて彼らが増えにくくなる抜本的な対策が必要ですが時間がかかります。

しかし営農している人にとって問題は「今」なわけで、そんなに待ってはいられません。

そこでフェンスや電柵などで場当たり的ではありますが確実に今の被害を防ぐ方法をそれぞれされています。

色々な対策を目にしますが、一つ比較的簡易で効果的な方法としてネットを使う方法があります。

ネットで作物を覆うのですがその時に外側を少し余らせて下に敷いておくのです。

ネットを余らせて少し地面に敷いておく

こうすることでアライグマが中に侵入しなくなったと言います。

また畑を囲うネットについてもこのように外側に余らせておくことで足をとられるのを嫌って鹿などが園地に入りにくくなると聞いたこともありますので試されてはいかがでしょうか。

しかしこれ、雑草が繁茂してしまうとめくれあがってしまったりして効果がなくなるので除草剤などの併用が望ましいかもしれません。