先日糸島のおき農園のナスのハウスにいってきた。
栽培も終盤に差し掛かってきたところですが、8月の消毒は2回、9月に入ってからは一度も消毒していないといわれていた。
虫害など出ていないんですか?と伺ったところうまく天敵が機能しているようだといわれていてハウス内にはクレオメがところどころ植えられていた。
バンカープランツとは病害虫の予防や防除を目的に植えられる植物のことを言って、バンカー(銀行家)とは病害虫の天敵となる虫たちをその植物に預けておいて必要になったら(病気や害虫がまん延しそうになったら)引き出す。という意味合いから呼ばれている。
農水省のページを見るとゴマとクレオメを使って周年で夏は露地で、冬はハウスでナスを栽培する手法が紹介されていた。
捕食性天敵タバコカスミカメをナスの執念栽培体系で利用する技術「ゴマまわし」(農水省)
農水省のページにもあったが、ゴマもクレオメもこぼれ種でも増え育てやすいことから天敵が居つくのにも役に立ちそうだ。