ちょうど宿泊場所が西条駅の近くだったので翌日は西条駅前を通り酒蔵通りへ。
きれいな西条駅、この白い壁に茶色のデザインは赤レンガの煙突をイメージしているようです。
前日のシンポジウム懇親会にて駅から酒蔵が近いと聞き、興味を持っていたのですが、何と懇親会の飲み放題メニューの中に西条を代表する酒蔵の日本酒もそれぞれ飲めるようになっており既に飲み比べを行っておりました。
どれも美味しかったのでせっかく西条まできたのだ、酒蔵もめぐってみようといってみると、駅のデザインの通り、立派な煙突が各所に見られました。
ポストまで酒どころらしいデザインです。
上の写真右側の西條鶴の煙突はたくさんある煙突の中でも唯一現役で使われていると説明書きにありましたが、酒蔵の方に聞くと数年前に使うのをやめてしまったのだそうです。
昔はこの辺は田んぼばっかりだったんだけど、今では高いマンションも建っているので煙が気になるという人からクレームが多かったそうでやめてしまったそうです。
一次産業あるあるですが、昔から行われてきた行事などが都市開発で後から入ってきた人への配慮でなくなるのは何とも言えません。
煙突も駅のデザインになるくらいその地域の特徴的なものなのに「ただの飾り」になってしまっているのは悲しいですね。
完全な個人の好みですが、私が好きだったのは西條鶴。
酒蔵の売店に行くとこれまたおしゃれな作りでした。