大雨による被害とグリーンモンスターの関係

クズは欧米ではグリーンモンスターと言われたりしていますが・・・

まさにこの様子はモンスターですね。

見た目もモンスターですが、こうなってしまうとそのまま人間に、自然に害成すモンスターです。

このようにつる系植物が上部を覆ってしまうと下にある植物に満足に光が届かなくなります。

光が届かなくなれば当然植物は枯れてしまいます。

植物が枯れれば地面に根差している根も朽ちてしまいます。

土はもろくなるのですが、このグリーンモンスターの上からはそれを見ることができません。

この状態で一度大雨が降ればどうなるかというと満足に水を吸収できず表層が崩れます。

さらに悪いことに倒木が発生した際、つるが他の樹木にも絡んでいた場合は付近の樹木も一緒に倒れてしまい大規模な災害に繋がる恐れも出てきます。

雑草については法律的にも諸外国に後れをとっているわけですが、近年の気候変動で異常な大雨が局所的に降るようになってきた日本において山間部の雑草管理は危機管理対策としても重要になってきています。

単純に刈ればいいというわけでもありません。

雑草を刈り取るというのは根本的な解決にならず、その地その地に適した管理の仕方があります。

雑草を根絶することは不可能ですので維持管理が必要でそこにかかるコストと得られるメリットを天秤にかける必要があります。

そうした相談ができるところは非常に少なく、国内ではおそらくNPO法人緑地雑草科学研究所だけでしょう。

緑地雑草科学研究所

その相談窓口として作られたのが「雑草インストラクター」でもあります。

難しい課題ですが向き合いたいと考えているところは是非ご連絡ください。

弊社も緑地雑草科学研究所の会員であり、雑草インストラクターの資格も有しております。