土壌という資産

生産者の方であれば、いい畑、悪い畑があることは体感的に知ってる方がほとんどだと思います。

いい畑であれば農薬の使用量も少なくて済み、秀品率が高い。

悪い畑はいろいろ手がかかる。

日当たりなどの条件ももちろんありますが、コントロールできるのは土、土壌です。

以前紹介したようにその地その地によって土づくりのアプローチを変えなければいい土になっていきません。

場所による土づくりの違い

いい土とは、適度に水を貯え、肥料を貯え、過剰な水は流してくれる、いわゆる団粒構造というものです。

一見して矛盾しているように見えますが下図を参照いただきたい。

国内最大級、家庭菜園SNS菜園ナビ、栽培教本より

このような団粒構造ができている畑では根が水浸しにならず、適度に肥料ももってくれるので施肥の回数も多くなくて済む。

いわゆる良い土になります。

この状態を目指して畑に様々なものを投入していくのですが、その地その地によってアプローチが違うのは以前紹介したとおりです。