先日雑草学会のシンポジウムに参加した翌日、成田空港の近くを走っているとそこかしこにサツマイモの畑が見られました。
サツマイモといえば鹿児島のイメージがありますが、茨城は日本でも二番目の産地なのです。
ちょうど収穫時期だったということもあり、畑で作業されている農家さんが多かったです。
車が止めやすそうな場所を見つけたので車を止めて農家さんに許可を得てから写真を撮りました。
こちらはさつまいものつるを刈る専用機です。
大きなタイヤが特徴でさつまいもの植えられたうねをまたぐようにしてつるを刈っていきます。
刈取はハンマーナイフモア形式となっていてつるが繁茂していてもしっかり刈取り粉砕していきます。
専用機と紹介しましたが別に他で使えないわけではないのですが、車輪が大きく、刈り取り高さが通常よりもかなり高くなっているのでなかなか他で使用するシーンはないかもしれません。
そしてこのモアで刈り取った後はマルチをはいで収穫機械で掘り起こしてコンテナにいれていきます。
昔は一つ一つ掘り起こし人力で集めていたことを考えるとこのつる刈り機と収穫期で省力化が飛躍的に進んだのではないかなと思います。