グレコマ(カキドオシ)による抑草効果

グレコマ(カキドオシ)はカキドオシ(垣通し)の名の通り地面をはうように横に横に伸び垣根も潜り抜けていってしまうことからその名がついています。

中央の扇状になっている葉がグレコマ

日なた(夏の強い日差しは苦手)では葉が密に茂り、日陰では節間が長くなることから被覆率は減るものの横に伸びていくことからカバープランツとして利用もされています。

日本にも自生している種があるので比較的育てやすい点、そしてハーブということで虫に対する忌避効果も期待できます。

耐寒性もややありますが霜に何度もあたるような寒いところでは地上部が枯れることもあるようです。

販売されている園芸種は斑入りになっていますが、世代交代を繰り返すと写真のような緑葉だけになることもあります。

園芸品種に比べると樹勢が強く旺盛に伸びるので注意が必要です。

カバープランツとしてはむしろ緑葉の方が向いているかもしれません。