紅茶と煎茶では若干揉捻の目的が異なりますが「ほぼ」同じ機械を用いて加工することができます。
煎茶は殺青された茶葉を揉捻していきます。
揉捻機はこんな機械を使います。
こちらはベトナムの茶農家のところにあったものですが、基本的に構造は日本の物もおなじです。
荷重をかけて茶葉をもんでいきます。
揉捻の目的は葉の形を整えるというものもありますが、大事なところは軸や葉と部位が異なれば含水率も異なります。
その含水率を均一にして後工程の乾燥で乾燥むらをなくすことも目的になります。
さらにもんでいくことで茶葉に含まれるうま味成分が抽出されやすくなるというメリットもあります。