先日花農家さんを訪ねた時に見せていただいたこちらの植物。
ハエトリグサです。
この赤いトゲのついた部分が葉で、茎は地中にあるようです。
食虫植物といっても自ら動いて捕食するようなものはほとんどなく、虫をとらえる動きを肉眼ではっきり確認できるものはこのハエトリグサくらいのもののようです。
とはいえ、ハエなどをおびき寄せる性質はないので昆虫駆除の役には立たないそう。
外にあるトゲ二本以上、もしくは2回触れることで開いた葉が閉じ虫を中に閉じ込めます。
これは一回では雨などがふれることでの誤作動を防ぎ確実に虫を捕まえるように進化した過程と考えられていてうまくできていますね。
普段動かない植物が肉眼ではっきりわかるほどの速さで動くのは相当なエネルギーがいるのでむやみに触ったりすると枯れてしまうようです。