八女茶の定義

八女茶、関西より東は宇治茶や静岡茶が有名であまり馴染みがない人も多いかもしれませんが、伝統本玉露の生産量は日本一。

非常に珍しい白茶の伝統本玉露

関西以西では高級茶として知られています。

八女茶という名の通り、福岡県八女地区の茶を八女茶といいますが茶畑自体は八女以外にもあります。

茶農家、というよりも茶工場が八女にあれば例えば熊本(八女のすぐ隣です)の畑で栽培した茶葉を八女の工場で加工すれば八女茶になります。

さらに、八女の工場で製造した茶葉を50%以上混ぜれば八女茶と言えるため、静岡や鹿児島などの他産地の茶葉を八女の工場で仕上げた茶葉とブレンドしても八女茶を名乗れるようです。

もっとも宇治茶などは京都・奈良・滋賀・三重の4府県産茶を京都市内で宇治地域に由来する製法で仕上げ加工したものが宇治茶と名乗れるようですのでどこの地域でもみられる手法ですね。