8月10日・11日福岡県北部は非常に激しい雨に見舞われました。
急に振り出したためたまたま外出していた私は主要道路がどこも冠水して渋滞が発生し帰宅できなくなるほどでした。
ニュースを見るとこの二日で降った雨は250mmを超える降水量で特に10日は150mmほど降ったようです。
弊社がある建物の総面積はgoogleの地図で確認するとおよそ700㎡。
250mmの雨ということは敷地に降り注いだ二日分の雨は総量で175トンにも及びます。
グラスパーキングが果たす環境効果をご理解いただき、700㎡のうち110㎡ほどをアスファルトコンクリートから芝に変更しています。
この緑地部分に降り注いだ量は27.5トン。
芝の表面流水率は1割から2割程度とされていますので間の15%として計算すると、23.3トンほどの水を敷地から外に出さず排水設備への負担を減らすことができました。
この二日のうち雨がひどい時に外に出て確認してみたところ芝の持つ土壌保護力も確認することができました。
写真は手前のマンホールに向かって水勾配がついていますが、100mm近い降雨状態であっても土の流出は認められなかった(刈芝の枯れたものは流れてきていました)。
よくグラスパーキングにすると土が流れ出てクレームにつながると聞きますが、適正な管理をすることで防げることがわかりました。