苦渋の決断

友人のレンコン生産者から有機JAS認証を取り下げるという連絡がありました。

とにかく時間はかかり、経費はかかる割にはそこまで価格差があるわけではないということでこのままでは生活が成り立たない。

彼の投稿には、ジャンボタニシやアブラムシの除去に草刈と大変な作業が記されてありました。

もちろん諦めたわけではなく、今後も挑戦していくということでした。

特別栽培は今後も継続していきますし、栽培技術に磨きをかけてまた取り直すということでした。

有機農産物が好きな方はたくさんおられますが、こういった有機農業を続けるのは大変だという現場をもっと知ってほしいですね。

私が彼に伝えたのは、有機農業をすることが目的ではないですよね。

栽培を続けていった結果、技術があれば有機に寄っていきます。

結果「有機」が一番自然で無理ないと思いますよ。

頑張っていきましょう、とお伝えしました。

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