弊社でプロデュースしている紅茶がGreat Taste Awards 2019で1つ星と認定されました。
Great Taste Awardsはイギリスの高級食品組合が主催する「食のオスカー」とも言われる食品の国際大会です。
1955年から始まり、世界中から1万点を超えるエントリーがあります。
審査は2か月以上かかり、厳選されたシェフやバイヤー、フードライターなど専門の業種の方によりブラインド審査され、食品・飲料の最高級品質が受賞する国際的イベントです。
受賞した分野は「Single Estate tea, loose」で、50件入賞しています。
今回入賞した「ゆげ製茶」さんの紅茶、そう、九州農業ドリームプラン・プレゼンテーション2018でプレゼンした弓削洋さんの紅茶です。
紅茶は紅茶用の品種を使わず、緑茶用の品種、そして畑の管理も緑茶のまま、3番茶を利用して紅茶を製造しています。
味が優しく、渋みがほとんどありません。
日本ではケーキなど甘いものと一緒に飲むことが多い紅茶。
供されるシーン的に渋みがある程度あった方が好まれる傾向にあります。
実際甘いものと一緒に飲むと弊社の紅茶は物足りない感じがあります。
そこで紅茶といえば程よい渋みがあるという印象がある日本でこの紅茶は「いい紅茶」と認識されにくいと考え、国際的評価を先に求めました。
まずはインド政府公認のダージリン鑑定士の方に、こちらでは国産紅茶として初めて取得困難な北ベンガルのダージリンと同格の鑑定書をいただきました。
そして今回Great Taste Awardsへのエントリーし賞をいただくことができました。
ここまで国際的評価を先に求めた理由はもう少し詳しく後日紹介します。
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