先日から続いているCLOUDILの報告です。
CLOUDIL ユーザの成功事例から学ぶ!農業におけるクラウド利活用セミナーin熊本
今回は登壇させていただいた内容をご紹介。
本当は九州農業ドリプラのご紹介だけを行う予定でしたが、宮川さんに触発され、これは獣害の重要性とどれだけ危機的状況にあるかをご説明せねば!と急きょその場でスライドを追加し獣害と雑草の関係についてもお話しさせていただきました。
九州農業ドリプラについては
なぜ九州で行うのか?
目指しているものは何か?
をご紹介させていただきました。
九州にこだわった理由、それは九州は日本の農業産出額の2割を担っています。
しかも米麦大豆はもちろん、福岡市という大規模な地方都市がありその周辺では都市近郊農業がなされ、果樹も豊富にあり、南九州では畜産も盛んで、林業、漁業もあります。
つまり日本で行われている品目が全て揃い、まさに日本の農林水産業の縮図。
九州の農業が元気になれば日本全体に波及効果が見込めること。
そして、金額的にも2割も担っています。
2割がかわれば全体的なインパクトもあります。
次に目指しているもの、ですが、これは各地方・各分野にリーダーを創出し、そのリーダーを繋いでいくことです。
残念ながら日本の農業分野においていい意味で働いているものもありますが、悪く働く村文化というか、出るものは叩く、協調性を履き違えた行動が多々見受けられます。
昨年メロン農家の方が除草剤を水タンクに混入され2千万円もの被害を受けたものがありました。
これは額が大きかったから取り上げられたもので、ハウスのビニールを切られた、トラクターにいたずらされて壊れた、など数え切らず多くあります。
頑張って突出しようとしている人たちを集め、自分の夢を明確にし、そこに向かって他から邪魔されず頑張れる場を提供すること。これこそが目指しているところです。
福岡国際会議場という大きなホールを使っていますがこれは誰もが知るホールで行うイベントに登壇するという名誉。
そして、そこに協賛する大企業と一緒に進めていっているということを周囲に見てもらうことで、手出しがしにくくなります。
さらに、この場に集まっているのは皆自ら掲げた夢に向かって邁進している人ばかり。
そういう方々と繋がっていただき、よりそれぞれの事業を飛躍させ夢を実現させることこそが目指すところです。
前回多々反省も多くありましたが次回に向けて反省点を改善しつつ準備していこうと考えております。