寒の内のかきもち

寒の内とは冬の最も寒い時期(小寒から立春まで)を言い、そのころに汲まれる水を「寒の水」という。

この「寒の水」は雑菌が少なく腐りにくいので酒や味噌の仕込みに使われ「寒仕込み」などの由来になっている。

昔から生活の知恵として重宝され飲むにも体に良いとされる縁起物の水。

上水が普及した今あまり関係ないように思われるが、気温が低いことの恩恵は多分にある。

家庭菜園のSNSサイト、菜園ナビではユーザーの方がかきもちを作られていた。

保存食として昔から作られてきた餅はカビが生えてしまうことがあるが、これも製造時に雑菌が少ないと当然カビにくくなる。

こうしたことから寒の内に寒の水を使って作った餅を薄く切り、寒風で乾燥させたかきもちを「寒餅(かんもち)」や「凍み餅(しみもち)」と言っておやつや保存食として昔から親しまれてきた。