先日いただいたポテトチップスの袋を見るとアブラヤシからとれるパーム油の大量使用が深刻な熱帯雨林の破壊に繋がると書かれていた。
パーム油といえば世界で一番作られている食用油だ。
このポテトチップスの外装には深刻な熱帯雨林の破壊と書いてあったので調べてみると、パーム油をとるためのアブラヤシのプランテーションで熱帯雨林が破壊されているとのこと。
熱帯雨林を伐採して切り開いてそのままならともかくアブラヤシを植樹して手を入れても環境的に負荷があるのか?と気になった。
熱帯雨林とはその名の通り気温が高く雨が非常に多い地域の気候で気温が高く雨が多いと微生物の活動が活発となり腐植の分解も早くなるので土壌はやせているイメージがある。
アブラヤシのプランテーションにとってかわった場合の腐食の含有率などを調べてみると実際にプランテーションの方が腐植量が減っているとのことだった。
理由としては樹種が単調になり、地表も裸地化される場合が多く土壌の流出につながっているとのこと。
表層土壌の炭素含量は最大で7割減少したという報告もあった。
熱帯雨林でも利用可能なカバープランツがあるかわからないが、プランテーション時にカバープランツなどで地表を覆い、適正な土づくりをすればある程度こういった問題は解決できるのでは?と思うがあまり例がないようだ。
