先日伺った畑で気になった場所、それは隣接地との境界の壁際のうね。
私が同じような畑を持っていたら通路や排水用の溝を切っていると思う場所に細いうねが作られていた。
この畑は水田転作畑で一見排水性も悪く土質も重そうだったので余計に排水用に少し広めに外側は掘りたいところだが、2分の1~3分の1程度のかなり細いうねが作られていたので気になって畑の持ち主に聞いてみた。
すると、ネギ類の定位置なのだそうだ。
ネギであればそんなに幅は必要としない、しかも見ての通りとなりが壁となっていることもあって強風にさらされることも少ない。
ネギ類は風で倒れたりすると傷みがきてしまうのでこの立地が非常にあっていてキズなどが少ないネギがとれるとのこと。
ここの畑は家庭菜園とは言えないほどかなり広い面積だったが、省スペースの工夫栽培でこれぞ家庭菜園の醍醐味ともいえると感じた。
