先日お世話になってるシェフから珍しいからと皮ごと食べられるバナナをいただいた。
袋に書いてあった品種名はグロス・ミッシェル種、実はこの品種1950年ごろまではバナナといえばこの品種だったようだ。
主流な品種だった、とは、1950年ごろからパナマ病という病気が入りこの種は絶滅しかけたのだ。
現在はこのグロス・ミッシェルにかわりキャベンディッシュ(今よく見かけるバナナは大体こちらでグロス・ミッシェルよりも大きい)になっている。
一昔前の方にとっては懐かしいバナナかもしれない。
さて、このグロス・ミッシェル、タキイ種苗さんのHPを見ても完熟すると皮ごと食べられるとある。
バナナ・グロスミッシェル(タキイネット通販)
本当は糖度がそこまでのってなくても多少甘さが変わるくらいであれば硬い方が好きなのでそのままいただくところだったが・・
熟してシュガースポットが出てからが食べごろ、と紹介されてあったので5日ほど待ちました。
食べやすく輪切りに。
感想は・・・食べられる、食べられるけど、若干皮には渋みがある。
歯をいれるとさくさく噛み切れて食感は嫌いではなかった。
が、皮ごと食べるか・・・う~ん・・・という感じだったので、試しにもう一本は輪切りにせずかぶりついてみた。
こっちの方が食感的には好ましかったが、やはり渋みはある。
生食では渋みを感じるが、調理して火を加えるなどしてデザートにするとどうだろうか、皮をむかないで良い分よかったり、するかもしれない。
苗はなんとアマゾンでも売られていた。
グロスミッシェル種株分苗(amazon)

